こんな要望にお答えします。
日々の隙間時間には、教育コンテンツのYouTubeを見ることが日課となった「とら国王」。
これまで、いくつかのオススメYouTubeを紹介してきましたが、今回はハッキリ言ってレベルが違います。
喋りのプロが本気を出すと「これほどのクオリティまで仕上げることができるのか」と、ただただ感心してしまいます。
毎日1本の動画をアップされるので、どれから見ればいいのか分からないなどの意見もありそうなので、今回『とらブロ!』では、教育コンテンツ向けのオススメ動画を紹介していきます。
人生や価値観が変わる動画なども紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【厳選】中田敦彦YouTube大学オススメ動画ランキング
「中田敦彦のYouTube大学」は毎日19時更新、いくつかの再生リストに分かれて発信されています。各編毎にランキングを付けましたので、順に解説していきましょう。
文学・芸術編
第1位【君たちはどう生きるか】
人間の哲学(幸福・死・人間・社会)を教えてくる児童文学書です。
ストーリーは、主人公のコペル君が友人を裏切ってしまいます。その後、学校も行けないほど落ち込んでしまいますが、コペル君のおじさんにもらったノートで悩みに立ち向かっていく内容です。
児童文学書なので、何も難しいこと(言葉)は書かれてないが、簡単なことも1つも書かれてない作品です。
大人だけでなく、子供にもぜひ読ませてください。文句なしの1位とさせていただきます。
ドイツの文豪ゲーテの言葉「誤りと真理は…睡眠と目覚めに似ている。私は、かつて過ちを犯した者が目覚め、真理に向かって歩き出すのを見たことがある。」
第2位【星の王子さま】
2015年現在、初版以来、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5千万冊を超えたロングベストセラーです。
フランス人のサンテグジュペリの飛行士が書いた実話と言われております。
このストーリーの重要な部分に、
愛は時間をかけて育てていくもの。そこにいなくたって、遠くにいても感じることができるもの。大切なものは目に見えないもの。
と書かれています。この作品を宮崎駿が大ファンだと言われておりますが、そのことが「天空の城ラピュタ」の主題歌で分かります。
あの地平線、輝くのはどこかに君を隠しているから。たくさんの灯がなつかしいのはあのどれかひとつに君がいるから。
第3位【人間失格】
小説家、太宰治による中編小説で1948年(昭和23年)3月より書き始め、5月12日に脱稿した作品です。太宰治は、その1か月後の6月13日に自殺します。
中田敦彦YouTube大学では、知人の又吉直樹が「人間失格は聖書なんだよ」と言われた言葉を、過去に紹介された明治・大正・昭和を代表する作家(文学)と当時の日本(宗教)と絡めて、次のように解釈しています。
明治時代_夏目漱石「こころ」
神道(国家を主体とした考え・思想)と儒教(古代中国の思想に基づく教え)が混じった考え
大正時代_芥川龍之介「羅生門」
キリスト教が日本に入ってきて、今までの考えが崩れる
昭和時代_太宰治「人間失格」
日本が第二次世界大戦敗戦によって、国家と神道を結び付けてはいけないと崩される
「人間失格」の最大のメッセージは何を信じればいいか分からない。
そんな中で、キリスト教とは何なのかと考えて聖書的なものを書いたのではないか。
累計部数1位を争う作品「こころ」「人間失格」は、文学が日本人に最も喪失したものを浮かび上がらせてくれる。
何を信じてこれから生きていけばいいのかを考える問題提起になっているのではないかと解釈されています。色々と考えされられますね。
まとめ
いかがでしたか。
YouTubeの良いところは、内容をかいつまんで説明・解説してくれるので短い時間で沢山の情報や知識が得ることだと思います。
以上、何か参考にしていただければ嬉しいです。このブログが「よかった!為になった!」って思えた方は、ぜひTwitterフォローお願いします。どうもありがとうございました。
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