こんな悩みを解決します。
家計を見直すことで様々なメリットがあります。しかし、何か問題点に直面しないと人間は行動を起こしません。
今回は、家計の見直しを進める中でQGS(クォーターグリッドシステム)まで辿り着いた方や興味を持った方が多いとおもいますので、この機会にしっかり理解してください。
ちなみに、当ブログではマネーセンスカレッジ(収入額から分割して考える)の考え方に共感しました。今回の記事は、次の動画を参考にご紹介させていただきます。
これからいつくかの手順に分けて解説していきます。すでに知っている内容はどんどん飛ばし読みで構いません。
ちなみに、マネーセンスカレッジ について、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
【注意】事前準備が必要です
家計の把握には記録が不可欠です。次の管理方法から自分に合った選択してください。
・Excelファイルなど
ちなみに、マネーセンスカレッジ では管理ファイルを無償提供されております。「作成がめんどくさい」って方はこちらをどうぞ。
【ダウンロードの仕方】
・PC
1.予めGoogle Driveに自分のIDでログインします。
2.下記URLをブラウザで開きます。
https://docs.google.com/spreadsheets/…
3.「ファイル」→「コピーを作成」でご自身のGoogle Driveにコピーを作成します。
4.ご自身のGoogle Driveにあるファイルを開いてご使用下さい。・スマホ
1.予めGoogle Driveに自分のIDでログインします。
2.下記URLを開くとGoogleスプレッドシートアプリが開きます。
https://docs.google.com/spreadsheets/…
3.「・・・」メニューから「共有とエクスポート」→「コピーを作成」でご自身のGoogle Driveにコピーを作成します。
4.ご自身のGoogle Driveにあるファイルを開いてご使用下さい。

最初はExcelで管理していたけど、どこでも手軽に確認できるスプレッドシートに変更したよ。
(手順1)収入金額を分割する
QGS(クォーターグリッドシステム)とは、毎月の手取りの収入を4分割して支出のバランス(割合)を把握することで家計を見直していく方法です。
他の家計見直しと大きく違うところは、消費を抑えるなどの支出に焦点を当てるのでなく、収入金額から見直しを行うことで、誰でも簡単に見直しができる内容となっております。
給料の手取り収入20万円を例にします。
この場合だと5万円をベースにした割合で家計を組み立てます。
ちなみに、年齢や家族構成さまざまだと思いますが、この場合も関係なく、あくまで手取り収入の25%とします。
(手順2)分割した金額に支出費目を割り当てる
費目は次の4つです。
固定費
- 家賃、ローン
- 固定資産税
- 維持管理費(修繕積立金、車、ガソリン)
- 保険(生命保険、がん、医療、自動車)
変動費
- 食費
- 水道光熱費
- 通信費(スマホ、ネット)
- 移動交通費
自己投資
- 小遣い
- 交際費
- 教育費
貯蓄・投資
将来に備えたお金の認識でOKです。貯蓄・投資部分の解説で1記事になりますので、詳細はこちらをご覧ください。
あくまで割合を把握するための作業なので神経質にならなくてザクっでOKです。
ちなみに、年間支払いしているような税金などは月払いに計算してくださいね。
(例)自動車保険6万円:60,000円÷12ヶ月=5,000円
(手順3)割合を把握する
(手順2)で割り当てた金額から、各費目の割合を確認してください。
どうですか。ここまででお伝えしたかったことは、【貯蓄・投資】以外の割合が75%以内で収めることができているかの確認です。
手取り収入からの75%ですので、新卒社会人の方や管理職の方など、人によって大小分かれると思いますが、あくまで現状に関係なくこの割合が基本となります。非常にシンプルですよね。
ここで、大事なことはあくまで『家計』を付けることが目的なのでなく、予算や割合を決めることが重要となってきます。
必ずしも、25%以内に抑えることが大事ではなく、多少の誤差(5%くらいまで可)は問題ありません。
大事なことは、本来75%以内で抑えるべき割合【固定費、変動費、自己投資】が80%など圧迫するにつれて、後回しになりがちとなる【貯蓄・投資】が少なくなり、あなたの老後などは不安になっていくことを意味しております。
上記の内容をまとめると、『未来への予算を確保するために75%以内としているんだ』と理解しましょう。
(手順4)分析・把握する
ここで、支出割合を分析・把握することで、改善していきましょう。よくあるケースで見直していきます。
(分析)大半の方は固定費割合が大きい
大半の方がここの割合が大きいです。おそらく、30%を超えている方が大半ではないでしょうか。
都会の方が高い傾向にあるようですが、先ほどの説明同様に家族構成(独身・子持ち)関係なく、25%以内が理想の割合です。(ちなみに、とら国王もバッチリ該当者で焦りました汗)
実は、家計を見直すべき優先順位は
・第2位【変動費】
・第3位【自己投資】
以上の順となります。それは、なぜか。
多くの人は、固定費は削ることをせず、食費や衣服などの変動費やお小遣いや娯楽などの自己投資を抑えようと考えます。
しかし、変動費・自己投資などを最優先してしまうと人生のクオリティが下がってしまいます。
要するに、何のために自分は働いてお金を稼ごうとしているか分からなくなってしまう状態のことです。
・同僚と飲みに行こうとするが、小遣いが少ないので行けない
何のために生きているか分からなくなりませんか。人生を豊かに生きるには遠のいてるように感じます。
繰り返しますが、大事なのは固定費。特に家賃です。続いて、保険でしょうか。
まずは、固定費。これだけ覚えといてください。
(まとめ)QGSで考える本当の意味
ここまで、QGS(クォーターグリッドシステム)について細かく解説してきましたが、本来伝えたかった意味は細かい支出を把握しましょうなどの内容でなく、
- QGSによって何が見えてきたか
- QGSを考えることで人生がどうなっているか
以上のことです。次の円グラフをご覧ください。
右左を見ていきましょう。右半分(固定費、変動費)は現在、左半分(自己投資、貯蓄・投資)は未来を示しています。
つまり、今生きるために使うのか、将来生きるために使うのかが分かります。
上下を見てみましょう。上半分は基礎、下半分は発展を示しています。
つまり、基礎(固定費、貯蓄・投資)がしっかりしてないのに発展(変動費、自己投資)を変えようとしても崩れてしまうよってことです。
最後に、コンテンツを配信されているマネーセンスカレッジの想いに
「基礎となる部分や今と現在のバランスをしっかり取ってほしい」
と伝えております。今も大事だし、将来も大事です。
将来に不安を抱えることは誰もが同じであるが、そのことばかり考えていると今がおろそかになります。
国王も同感です。
将来のお金持ちばかり夢を見て、今が貧乏だと何の意味もありません。単純に今も豊かに暮らせば良いと思いませんか。
今回のQGSをキッカケに、自分が「現在、未来」「基礎、土台」何のために払っているのか考えるキッカケになることを願っています。
以上、何か参考にしていただければ嬉しいです。
このブログが「よかった!為になった!」って思えた方は、人に紹介していただいたり、Twitterフォローやコメントいただけると励みになります。
どうもありがとうございました。
コメント