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シリーズ第1弾!賃貸の「理不尽」を学ぶ3選!満足する物件の選び方

『貯める』
この記事は約8分で読めます。

こんにちわ!このブログを統括しております。国王のとらです。

賃貸住宅の選び方については、沢山ありますのでシリーズ化しております。

こちらのページでは、「理不尽を学ぶ」ことにフォーカスして深掘りしていきます。

とら国王は、今回読んでいただきたい国民のターゲット層はズバリ以下の方へ向けて発信しています。

1.賃貸VS持ち家で「賃貸でしょ!」と結論づいた人
2.始めて賃貸暮らしを始める人
3.不動産業者のカモになりたくない人
4.物件を見極める目を持ちたい人
5.新婚新居を賃貸から始めるカップル

ピックアップしたとおり、賃貸に住むことは決めてはいるけど、どのように調べていけばいいのか分からない方、最低限の知識をもって挑みたい方は必見です。読み終えた後には、すぐに実践できることでしょう。

賃貸物件の選び方、探し方を書いたブログや本などって本当に少ないんですよね!理由はそれだけ手こずるジャンルなのかもしれません。そこで、今回紹介する内容はかなり貴重であると思います。また、細かな物件の選び方ポイント・テクニックなどは、別ページでまとめる予定をしてますので、今回はあくまで物件を見極める前の理不尽を知っていただくことに役立ててもらえればと思いますよ!

今回もとら国王がここだけ押さえて!といった点、3選を紹介しますね。

では、早速学んでいきましょう!

とら国王
とら国王

国民の皆様。かなり調査しましたので、安心してください。

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【厳選】賢く家を借りるには理不尽を知ること。3選!

では、早速3選を紹介しますね。まず1点目からいきましょう。

1.賃貸業界の理不尽を知れ!

賃貸業界の理不尽

まず1点目。お題のとおり「賃貸業界の理不尽」を事前に知り尽くしてください。内容を深掘りします。

知識がない状態(※特に業界の理不尽を知らない場合)は、不動産業者にとっては「いいお客さん」というか、完全に「いいカモ」です。最初からナメられたらいけません。

理不尽なケースはいくつかありますが、とら国王より特に注意すべきことを伝達いたしますので、必ず記憶してください。

手付金は支払うな!

「今日は都合があるので、明日、見に行きます。」

「そうですか…そうなると、明日までその物件が残っている保証はありません。」

不動産屋は平気でそう言ってきます。例えば、前日に見に行ったのであれば、翌日の朝には誰かが先に契約してしまうかもしれないということです。

「何て親切な人なんだろう」

こんな考えは絶対持ってはいけません。ましてや、手付金なんて絶対返ってきませんからね!

冷静に考えてみてください。

  • 物件を見ずに契約しろ
  • 見に行くなら手付金を支払え
  • 見た結果、気に入らなくても手付金は返しません

このような対応をされた場合、掲示された「不動産登録免許」をちらりと見て、監督官庁の名前を確認し、「あんまりひどいことをいうと、相談に行きますよ」と言ってやりましょう。相手のヒヤッとした顔が思い浮かびます。

とら国王
とら国王

国民の皆さん、どうか穏便に(笑)!

家探しに真剣になること

「えっ?それだけですか?」

国民の皆さん、あなたの思い分かってます。誤解を招かないようにしっかり解説させてください。

まず、必ず午前中(※できれば開店一番)にお店へ出向いてください。

朝一番の客は大事に取り扱ってもらえます。そういう業界なんです。

また、朝であればその後の時間もたっぷりあります。物件があれば、その足で見に行くこともできますし、気に入れば、周辺環境もじっくり見ることができます。気に入らなければ、別の物件、更に別の物件とテキパキと作業が進み、無駄がありません。

いいですか?例えば1か月7万円の家を借りれば年間84万円。2年住めば168万円。さらに敷金・礼金や仲介会社に払う手数料も含めると…。

これだけの膨大な金額を扱うのに、「片手間ですまそう」などとは決して思わないでください。ましてや、閉店間際や仕事帰りの夜に「いい物件ありませんか?」なんて言語道断。自分が店員ならどう思うか。分かりますよね?

繰り返しますが、家探しに真剣になってください。

2.新築に住んでみて分かる理不尽!

新築の理不尽

新築にしたい気持ち分かります。でも、新築にこだわる必要はありません

理由を2つ挙げますね。

理由1.新築だからといって居住性が高いわけではないから

居住性とは、断熱性や遮音性、広さなど、住んでいるときの快適さにつながる性能のことです。

民間賃貸住宅の多くは断熱性や遮音性、広さの面で分譲より劣っています。(※ただし、UR賃貸など公営の賃貸住宅はレベルは高い)

夏は暑く、冬は寒い、隣の音は非常によく通してくれる。分譲マンションの4人家族向け3LDKは最小でも70㎡程度の広さがあるのに、民間賃貸住宅は40㎡が一般的です。

  • 建物内で一酸化炭素中毒等が起こること
  • 建物が腐ることを防ぐこと

などに配慮したすきま風が入ることを考えた設計なのでは?と疑いたくもなりますよね。

理由2.建材から発生する有害物質の問題

新築の住宅内には人体に影響を与える※揮発性有機化合物が発生しやすいです。

それにより、体の不調につながり、※シックハウス症候群いった問題を起こします。

※揮発性有機化合物とは…塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。大気中の光化学反応により、光化学スモッグを引き起こす原因物質の 1 つとされています。

※シックハウス症候群とは…近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。

実は新築住宅のいたるところで使われています。例えば、壁紙を貼るときの大量の接着剤、床のフローリング材が合板の場合は木と木を貼り合わせるための接着剤といったところ。

近年は有害物質を少なくした商品が開発されているが価格が高く、「大家の都合」が重視されるため、そんなに高級な接着剤は使われないことが多いとか。

化学物質は、新築時が最も高く、月日の経過と共に軽減されるため注意が必要です。特に、化学物質過敏症の人は「咳が止まらない」「体にかゆみが出る」などの反応が出るそうなので要注意です。

新築賃貸は気分がいいことは共感します。それは事実として、その裏で弊害もあることを覚えておいてくださいね。

3.仲介手数料の理不尽を知れ!

仲介手数料の理不尽

家を借りるとき、敷金・礼金以外にも問題になるお金がありますよね。手数料です。

ここで言う手数料とは、賃貸物件を仲介してくえた不動産会社に払う手間賃のことです。もちろん、不動産会社もビジネスなので手数料を払うことが理不尽と伝えているのでなく、問題はその額と取り方です。

賃貸住宅の仲介手数料は原則0.5カ月分 手数料の一部返還認める 東京地裁

賃貸住宅を借りた際に、家賃1カ月分の仲介手数料を支払った借り主の男性が「原則は賃料0.5カ月分だ」として、仲介業者の東急リバブル(本社・東京都渋谷区)に手数料の一部返還を求めた訴訟で、東京地裁(大嶋洋志裁判長)は「業者が男性から承諾を得ていなかった」として男性の請求を認めた。  毎日新聞

2019年8月10日の判例

  • 不動産業者が賃貸の仲介で受け取れる手数料の合計金額は上限を1ヶ月分。
  • ただし、借主と貸主の一方から受け取れるのは各0.5ヶ月分が上限。

以上の事から、手数料には定義がありませんが仲介手数料はどんなに多くても「1ヶ月分」が最大であり、入居希望者と不動産オーナーから受け取れる仲介手数料は「それぞれ0.5ヶ月分」であることが分かります。

このような判例が出ているにも係わらず、平気で2か月分請求してきたり、手数料といった名称を変えてきたりと悪徳不動産業者が多いのが事実です。そのような会社であれば、すぐに会社を変更して探すことをおススメします。

今回参考とした参考文献を紹介!

最後に、このまとめ記事を作成するにあたり、参考とした著書・著者を紹介します。

著書「ふたりの新居選び」最初は借りようか編

著者:櫻井幸雄(さくらい ゆきお)
出版社: 週刊住宅新聞社
発行日:2008年7月11日

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。以後、多くの著書を送り出し、新聞雑誌への寄稿、コメント出しも精力的にこなす。2000年の文化放送「梶原放送局」を皮切りに、テレビ・ラジオに多く出演。
年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく、近畿圏、中部圏、福岡、札幌など全国の住宅事情に精通する。
現場取材に裏打ちされた正確な市況分析 、わかりやすい解説、そして文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。

(https://sakurai-yukio.com/record.htmlより引用)

いわゆる住宅評論家ですね。現在、日本テレビ系列「ヒルナンデス」木曜日(不定期)にも出演されているようです。SNSなどを使った情報発信などはされていないようです。

まとめ

いかがでしたか。著者も言われておりましたが、家は賃貸派と決めた方が何か参考となる図書を探しても「上手な賃貸の借り方」というようなジャンルの本って意外とないんですよね。

けれども、求めてる方って絶対に多いと思います。知識を持つことで、日本の賃貸住宅に残る理不尽さが修正されることを願っております。

皆さんも納得のできる「賃貸住宅」をぜひ見つけてください。

最後に3選をもう一度まとめておきますね。

  1. 賃貸業界の理不尽を知れ!
  2. 新築に住んでみて分かる理不尽!
  3. 手数料の理不尽を知れ!

「内容をわすれちゃった」って方は戻ってもう一度戻って見返したり、サイトをお気に入りに登録して振り返りにぜひお使いください。また、紹介した内容はほんの一部に過ぎません。もっと深掘りしたいって方は、ぜひ、参考文献を購入して手元に置いておくことをおススメします。

以上、「不動産屋が教えない賃貸住宅の正しい選び方。業界の理不尽を学ぶ3選」を紹介させていただきました。皆さんにとって、素敵な生活を送るきっかけになることを祈っております。

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