こんにちわ!とら君です。
年間50本以上の映画を見ているとら君ですが、何も考えずにボーっと見ている映画も好きですが、どうせなら映画を通じて監督が伝えたかったことやとら君が鑑賞後に感じたことを深掘りして、皆さんへ情報発信したいと思います。
このコーナーで、映画を見る「きっかけ」や鑑賞後に「なるほど。私はこう思っていたけど、とら君はこう感じたんだ」といった気持ちになってくれることを期待しています。
では、張り切っていきましょう!
(https://www.youtube.com/watch?v=gw_G8IKw6dAより引用)
映画「億男(おくおとこ)」とは?
(http://okuotoko-movie.jp/より引用)
『億男』(おくおとこ)は、映画プロデューサーで小説家の川村元気による長編小説。雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス)での連載を経て、2014年10月15日にマガジンハウスより刊行された。2015年(第12回)本屋大賞第10位入賞作。2018年には56万部を突破し、小野大輔主演・ナレーションによる「オーディオブック付き スペシャル・エディション」が限定発売された。
(Wikipediaより引用)
上記から分かるように、元々は小説が原作となった作品。2018年に映画が制作、公開されております。 そして、2019年10月25日に地上波で初放送されました。

とら君もずっと気になって映画であったので、すぐに録画してやっと最近見てみたよ!!

それほど気になってたのなら、映画館で見れば良かったのに…
「億男」のあらすじを教えて!
さくっと説明するね。
兄の借金の肩代わりをしたことで、妻とは別居し家族がバラバラになってしまった一男。
借金返済のために昼は図書館司書、夜はパン工場で掛け持ちで仕事をこなします。そんなある日、一男は3億円の宝くじが当選します。
借金返済に夢膨らましますが、ネットを覗くと大金を手にした人の悲劇ばかりが目につき、不安に駆られます。
不安でたまらなかった一男は、大富豪となった学生時代の友人、九十九のもとを訪ねます。15年ぶりの親友との再会に一男はすっかり酒に酔ってしまい、意識を失うことに。
翌日、酔いつぶれた一男が目を覚ますと3億円とともに九十九が姿を消していました。
一男は九十九の行方を追いながら、大金をめぐり家族や友情のあり方を学んでいくといったストーリです。

実際、宝くじが当たった場合って友人に一番に伝えるかな…??

そこは映画だから、サクッと理解すればいいんだよ!
「億男」のキャストを教えて!
- <大倉一男> 佐藤健
- <大倉万左子> 黒木華
- <あきら> 池田エライザ
- <安田十和子> 沢尻エリカ
- <千住清人> 藤原竜也
- <百瀬栄一> 北村一輝
- <古河九十九> 高橋一生
見てのとおり、かなり豪華です。とら君も見ていてビックリしましたよ。金持ち役のキャストがかなり個性が強くて、笑えました。
「億男」の評判はどうだったの?
「億男」冒頭でえ…ってなったけど、結果的に観て良かった。全員キャラが濃いけど、役者さんも濃いから色々面白かったです。沢尻さんスキですよ。#映画 pic.twitter.com/6EQUi5iGBi
— うちゃこ(元もちもち) (@mociboucyan) November 27, 2019
億男
本でも読んでたけど、映画見ました!
結局、お金の正体は何だったのか。
物の価値は人それぞれ、お金という数字で表した瞬間に、物の価値は決まる。
需要と供給。お互いの妥協点。
うーん。#億男#映画 pic.twitter.com/KtzJM1j4yc— ダイナ (@dyna1019) November 29, 2019
映画の億男みて原作川村元気って知り原作の方読みたくなった。
映画のほうは多分原作をはしょりすぎててつまらないんやろなって思った— いまい (@wimpsm6) November 29, 2019
見てのとおり、意見が分かれてますね~!
拝見している中で、エンディングが結局スッキリしない!といった意見もいくつか出ていたよ!
監督が伝えたかったこと!(とら君的解釈)
そんなこんなで、とら君が
- 監督が伝えたかったこと
- とら君が今後に活かすために、勝手に解釈!
したことをまとめていきます。
千住清人役(藤原竜也)が「お金に縛られてはいけない!」と数々の参加者に現在の夢を問いかけ、「叶います」と喝を入れていき、参加者が舞台へ「こんな物なんか…」とお金をバラまいていく。そこでの大倉一男役(佐藤健)との掛け合いシーン。
大倉一男「…お金を使える人間になりたいです。お金に振り回されるのでなくて…」
千住清人「絶対に叶いまーす。」
(舞台終了後…)
大倉一男「人を騙すようなことして心が痛まないんですか?」
千住清人「彼らは安心するんです。実績のある私に言われることによって。安心の値段はいくらですか?(紙幣を手に)すごいよな、コイツは。なんでも買える紙。皮肉だろ。紙が神様。ペーパーがゴッドだ。人類はみなコイツを崇める宗教に入ってしまう。生まれながらにね。」
このシーン(やりとり)を見てあなたは何を感じますか?
とら君は今まではお金を「選択肢が増える手段」と考えていました。その手段を増やしたいがためにお金をたくさん稼ぎたいといった概念(執着心)に囚われていたように感じますが、これを見てお金との付き合い方について改めて考えされました。
現在、お金に対する執念が大きのであれは、あなたの心は、すでに崇める宗教に入っているといった一つの例かも知れませんね。
百瀬栄一役(北村一輝)が大倉一男役(佐藤健)へ「どや?買ってみ。タダで貸したる」と100万円貸し、馬券で1億円当たったかのように勘違いさせる競馬場でのシーン。
大倉一男「借金返して家族のみんなで暮らしたいんです。」
百瀬栄一「お金って何や?さっき頭の中で行ったり来たり…あれが金の正体や。金で家族が帰ってくるなんか、幻想もええとこやで」
この短いセリフでの1シーン。
普通ならさらっと過ぎそうな場面でありますが、とら君は「幻想」とのワードが気になりました。
この映画では、借金と家族が「テーマ」となっていますが、見ている人によって、お金に関する目的ってバラバラですよね。お金を手に入れたら、「○○できる」って思い込みしている人多くないですか?
しかし、冷静になって今一度考えてみてください。実際どうでしょう。
手に入れたならどうしたいですか?
目的を達成したら何にどう使いますか?
おそらく、大半の人がモヤっとして即答できないと思います。お金を使う器がまだ備わっていないんでしょうね。これも、また一つのお金に囚われている例かもしれませんね。
まとめ
長々と紹介してきましたが、この他にも紹介できなかった「お金の正体とは?」といった内容がこの映画にはちりばめられています。とら君的解釈はエンディング間近であったり、王道シーンでないマニアックなところをチョイスしてますので、共感が得られているのか不安なところもありますが、何か感じるキッカケになれればと思います。
「お金」は使いこなせる人でないと「それ相応」しか渡さないように感じます。
まだまだ、とら君的にも「お金の正体ってなんだろう」といった疑問は残りますが、皆さんと考えていきたいと思います。
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