以上の悩みに答えます。
地方在住歴20年以上を迎えるとら国王。
ここでは、地方在住をすることで得られるメリット・デメリットを実際に住んでいる者の目線で細かくお伝えいたします。
リベラルアーツ大学「両学長」もYouTubeで紹介されていた部分も、深掘りしながら紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【前提条件】地方でも地方都市型と過疎地域型がある
(独立行政法人福祉医療機構HPより引用)
福祉医療機構の定義になりますが、地方といっても人口規模と人口密度をもとに「大都市」「地方都市」「過疎地域」の3種類に分類されます。
おそらく、こちらの記事を読んでいただいている読書の方は、人口20万人以下の過疎地域といわれる、いわゆる「田舎」の情報を知りたい方が多いかと思いますので、ここからは田舎を対象としたメリット・デメリットをお伝えします。
田舎に住むメリット
まずはメリットからお伝えしていきます。
当然なのですが、都会でできないことがランクインしてきます。
特に比較的小さいお子様を育てる環境には、魅力を感じる人が多いようです。順番に紹介していきます。
食事が美味しい
1発目から「何いってんだよ」とツッコミどころあるかと思いますが、以外と重要な部分だと思います。
やはり、環境が良いので綺麗な水で育った「お米」や畑でとれる「野菜」などを食べることができるのは、都会にはない魅力だと思います。
子どもにも、家庭菜園などで育った野菜を食卓で皆で食べるってことはいい影響を与えそうですね。

ちなみに、ジビエ料理なども簡単に入手することができますよ(笑)
時間がゆっくり流れる
都会のように、ギスギスしていて時間に追われることがありません。
本当に静かなので、休日で自宅で過ごしている日は「まだ○○時だった」なんてこともあります。

ヒマなんですか?と言われればそこまでなんですけどね笑
自然に触れることができる
子育て世帯には、1番魅力部分だと思います。
例えば、夏は川で遊んだり、カブトムシを探しに行くこともあります。
色々な昆虫などがいますので、子どもが虫嫌いってこともあまり聞いたことがありあせん。
ホタルなども見ることができますので、都会から来る知人などは喜んでます。
四季を感じることができるのは、素敵ですね。

田舎の夏は涼しいので猛暑日以外はエアコン不要に魅力を感じるよ!
騒音苦情は、ほぼ皆無!
子どもがいくら騒ごうが全く問題なしです。
親としては、元気に騒いで遊んでいる子どもを見るほうが楽しいですよね。
国王も夜にギターなど引いたりしましたが、まわりに家がないので苦情を聞いたこともありませんでした。

都会では、隣家の隙間が数センチなのでビックリしたことを覚えているよ!
田舎に住むデメリット
地方在住を夢見る人たちに釘を刺すようで恐縮ですが、結論、田舎のデメリットは結構多いです。
どんどん紹介していきますね。
うわさがすぐ広まる
YouTubeでも紹介がありましたが
“田舎はWi-Fiは遅いけど、噂が広まるのは光回線よりも早い”
との名言があります。
まさしく、「そのとおりです」と笑っちゃいます。例えば、
「〇〇さんのお宅、離婚したらしいよ」
「息子さん、〇〇の大学に決まったんですね」
などのどこから入手したか分からないような情報を知っています。
人に干渉されるのがイヤな方や近所付き合いが煩わしい方はまず向いてません。

ちなみに、ネット回線は都市部ほどのインフラは整っていないため、ケーブルテレビ回線を利用している地域が多いよ。通信費が割高なんてこともよく聞くね。
交通の便が悪い
これは皆さん想像通りではないでしょうか?
交通が不便な地域が多いです。車必須は当然で、1世帯1台でなく、1人1台の世界です。
もちろん、維持費などもかさんできます。
また、田舎の冬は雪が降りますのでスタッドレスタイヤが必要です。お酒を飲む方は運転代行かタクシーでないと飲めば、まず帰れません(しかも割高が多い)。

なぜか田舎者は車好きが多く、派手な車や高級車を買って維持費がかさむって人が多いですよ!
お金にならない雑務が多い
こちらもYou Tubeで紹介されていました。
紹介動画のとおり、田舎には田舎ならではの仕事がたくさんあります。
少し、深堀りします。
草刈り
家の敷地が都会に比べると大きです。その分、家の周辺を草刈りしたり、除草剤をまいたりすることも多いです。
お金にならないどころか、減らすことになりますね。

草刈り機、除草剤も結構高額なモノだよ…
雪かき
大雪が降らなければ、必要ないこともありますが、田舎は都市と比べて気温が低いのでよく積もります。
車が出せないので、早朝から雪かきなんてこともあります。
自宅周りだけならいいのですが、集落のみんながとおる道を一緒に雪かきすることも多いです。

結構、時間を奪われるのでストレスに感じる人には向いてないかも…
消防団活動
都会の方なら、あまりピンとこないかもしれませんが、田舎では若い者が消防団に入ることは「当たり前」とされます。
しかも、若手(次の成り手)がいませんので消防団歴20年以上なんてザラにいます。
地域によっては、活発な消防団もありますので毎週屯所に集まって、遅くまで近所付き合いをしないといけません。

これで、時間単価をあげるなんてことはかなりハードだよ…
区の活動
区の集会などが定期的にありますが、一度顔を出すと終わりだと思ってください。
「若いから、まずは会計からしてもらおう」などと詰め寄られ、断るもんなら村八分(いわゆる変わり者)扱いされます。
どんな役を引き受けても、集金やイベント行事の準備など、想像以上に手間が多いです。

これぞ、まさしく無償奉仕だね。
意外と生活コストがかさむ
「田舎=生活費が安い」と思われる方は結構多いかと思います。
しかし、その考えは甘いです。具体的に挙げていきましょう。
- 灯油代、ガソリン代、ガス代
- 区費や寺経常費など
- 通信費(都会に比べて割高)
- 住宅維持費(広大のため維持費増)
上記は、ほんの一例です。
田舎は都市と比べて価格競争がおきにくく、割高のイメージが強いです。

場所によっては、区費が毎月○万円なども聞いたことがあるよ!恐ろしいよね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にまとめておきましょう。
田舎に住むメリット
・時間がゆっくり流れる
・事前に触れることができる
・騒音苦情は、ほぼ皆無
田舎に住むデメリット
・交通の便が悪い
・お金にならない雑務が多い
・意外と生活コストがかさむ
ここまで、沢山の情報をお伝えしてきましたが、
「国王!結局どっちがいいんだよ!」「判断できないし、結論を教えて!」
こんな声が届いてきそうなので、最後に国王の考えを申し上げます。
結論
”現在の環境(仕事、家族)に合わせて、価値観が合えば田舎に住む!”
少し、ツッコミが入りそうですが、考え抜いた結果、以上の結論となりました。
結局のところ、自分の価値観が大事なことだと思います。
「合理的に生活したい。近所付き合いなんて煩わしい」⇒都会
みたいなイメージでしょうか。
ただし、家族がいる方は事前にしっかりと話し合ってお互いの価値観をすり合わせることが大事だと思います。
ここをないがしろにして、どちらか一方が我慢する!なんてことはいつか爆発するスーパーマリオ「ボム兵」を持って生活しているようなモノですよ!
(wikipediaより引用)
ちなみに、国王は田舎暮らしが煩わしいと感じたらいつでも引っ越しできる状態にしております(笑)
以上、何か参考にしていただければ嬉しいです。
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どうもありがとうございました。
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